アレルギーフリーの植物性プロテイン。ライスプロテイン・玄米タンパクとしプロテイン原料やタンパク強化食品に使用されている原料です。

区分食品
ペット向け使用可
海外使用実績中国、アジア、ヨーロッパ、北米

ハラル、コーシャ対応

期待できる機能性

目次
  1. コメタンパクの商品概要
  2. プロテイン原料としての提案
  3. アレルギー対応食としての提案
  4. SDGsとコメタンパク
  5. コメタンパク導入用途
  6. コメタンパクの基本情報

【リンクフード】コメタンパク規格書ダウンロード

1.コメタンパクの商品概要

米由来の植物性タンパクで、コメタンパクやライスプロテインとも呼ばれています。一般的なお米に含まれるたんぱく質の割合は約6%です。コメタンパクは、動物性タンパク質に代わる優れた選択肢として注目されています。その理由は、アレルギーを引き起こしにくいことや、消化が良く、ベジタリアンやビーガンの方々に適していることが挙げられます。また、必須アミノ酸をバランス良く含んだエンドウ豆と合わせることで、相乗効果が生まれ筋肉の成長や修復に貢献します。さらに、ライスプロテインはグルテンフリーであるため、小麦アレルギーやグルテン過敏症の人々にも安全に摂取できます。

プロテイン製品やプロテインバーのタンパク源として用途が広がっています。
【アレルギー表示不要】、【植物性】が特徴で、えんどう豆由来のタンパク原料との組み合わせることで【バランスの良いアミノ酸組成】も実現できます。

※タンパク質含量90%のグレードもあり
 有機グレード(USDAオーガニック認証)あり

2.プロテイン原料としての提案

たんぱく質は、筋肉の合成や修復、免疫機能の強化など、さまざまな健康効果があり、プロテイン製品やプロテインバーの主要栄養素(タンパク源)として用途が広がっています。たんぱく質の1日当たりの摂取推奨量は男性で60~65g、女性が50gとされています。 卵1個(50g)のタンパク質量は6.2g。納豆1パックのタンパク質量は6.6g~8.3gなので、成人男性であればおおよそ1日に卵10個か、納豆10パックと同等のタンパク質が必要です。


タンパク質には、牛乳や卵などの【動物性タンパク】と大豆やえんどう豆、米からなる【植物性タンパク】があります。植物性タンパクはベジタリアンやヴィーガンの方も口にすることができます。

コメタンパクは、グルテンフリーの原料として使える植物性タンパクです。摂取しやすく、消化が良い特徴があります。牛乳や大豆と異なり、アレルギー反応が少ないたんぱく質です。

コメタンパクは、アレルギー表示不要植物性の特徴があります。乳タンパクや大豆タンパクなどのタンパク原料との組み合わせや、一部置き換えとしてお使いいただけます。

弊社では、タンパク質含有量80%品と90%品など複数のグレードがあり、求める商品に沿ったご提案ができます。

その他取り扱いプロテイン商品

3.アレルギー対応食への提案

米はアレルギー表示不要であり日本の主食のため、アレルギーリスクが低い原料と言えます。
アレルギー表示対象の原料を扱わない工場で製造されているため、製品としてコンタミリスク(アレルギー物質の混入リスク)もありません。

学校給食における食物アレルギーへの対応は生命に関わる大きな課題であり、文部科学省からも対応指針が出されています。
アレルギーを持つ人々にとって安全な選択肢となります。コメタンパクを活用してアレルギー対応食をバリエーション豊かにすることで、選択肢をさらに増やすことができます。

コメタンパクは乳、卵、肉類、魚類、大豆に代わるタンパク源として注目されています。
さらに体内でタンパク質合成に必要な栄養素であるアミノ酸がバランスよく含まれているため、医療食や介護食といった分野でも応用が広がっています。
コメタンパクに含まれるアミノ酸は、体内でタンパク質合成に必要な栄養素です。特に病院食や介護食においては患者や高齢者の栄養摂取に役立ちます。

  • タンパク質含量90%のグレードもあり
  • 有機グレード(USDAオーガニック認証)の取り扱いもあり

4.SDGsとコメタンパク

SDGs

2030年までの達成を期限とする、持続可能でよりよい世界を⽬指すために国連が採択した国際⽬標「SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)」
特に環境問題分野においては、2030年までに達成されなかった場合
・平均気温が1.5℃上昇
・世界的な食糧危機や干ばつ
・さらなる異常気象の発生 など私たちの生活に直接悪影響を及ぼす可能性があります。
次世代のために、「持続可能な選択」を個人でも企業でも⽇常の⾏動に組み込むことが必要不可欠です。

米を動物肉の代わりに使用することで、地球温暖化の原因の一つと言われている、牛などの家畜による二酸化炭素の排出にも効果を表します。環境破壊にも対応することができます。
米を原料とするコメタンパクは環境にやさしくサステナブルな素材といえます。

さらにコメタンパクは環境問題分野以外にも、貧困削減や飢餓撲滅、健康増進、地球環境保護など、様々な領域にわたって、これらの目標の達成に寄与する可能性があります。

1.貧困をなくそう

タンパク源の安定供給により良質なたんぱく質の高騰を防ぐことができます。

SDGs2
2.飢餓をゼロに

コメタンパクは植物性たんぱく質源であり、食糧供給を多様化、安定させ、飢餓を減少させる手段となり得ます。豆類の一部として、持続可能かつ効率的な農業プラクティス(農業生産工程管理)に貢献することができます。

SDGs3
3. すべての人健康と福祉を

コメタンパクは、健康的な食事の一環として摂取されることで、バランスの取れた栄養を提供し、健康を促進する役割を果たします。

14.海の豊かさを守ろう

コメタンパクを原料として植物性の魚肉で乱獲を防ぎます。

15.陸の豊かさも守ろう

コメタンパクを原料とした植物肉は土地の有効利用を高めます。

原料としてコメタンパクを使うことは、これらのSDGsの一部を支え、持続可能な未来への貢献となり得ます。食品業界や農業プロセスだけでなく、企業の社会的責任においても、環境や社会的な側面を考慮したアプローチがますます重要となってきています。コメタンパクは多くの側面でポジティブな影響をもたらす可能性があります。

5.コメタンパクの用途

プロテインパウダーや飲料、お菓⼦などを含めたタンパク補給⾷品の国内市場は、2011年から2021年の10年間で4倍に成長し、2026年にはさらに上昇し3218億円になると予測されています。プロテイン業界が急速に成長し市場が拡大した結果、顧客の多様なニーズに合わせた商品開発競争が依然として継続しています。

消費者の多様なライフスタイルに合わせて、様々な形状の開発が進み、プロテイン製品のみならず、⼀般⾷品もたんぱく質強化がトレンドとなっています。
例:粉末 、パウダー 、栄養バー、ゼリー、スイーツ 、パスタ、パン、⼀般⾷品(即席麺、練り物、レトルト製品等)

プロテインを摂取している⼈は男⼥問わず全年代で増加傾向にあり、プロテイン摂取⼈⼝も購買意欲も増加しているため 多様な需要に対応が必要です。
例:健康志向 、アスリート、美容、ベジタリアン、ヴィーガン、アレルギー対応、植物性、サステナブル etc

プロテイン製品といえば、筋トレをする方や、アスリートが摂取するものでしたが、昨今では日常的にプロテイン製品を摂取し、健康や美容にも取り入れられ、より身近に感じられるようになりました。このようなことから、新たなトレンドやニーズに対応した商品開発が求められています。

ピープロテインの用途例
プラントベースフード
代替え肉

代替肉(プラントベースミート)やプラントベース魚肉・エビ・カニなどの原料に。植物性ミルクの原料にもお使いいただけます。

一般食品(タンパク質強化食品)
かまぼこ
カップラーメン

粉末プロテインや、プロテインバー。栄養補給バー。
タンパク質強化の水練り製品(かまぼこなど)の原料として。
加工食品の健康訴求項目のタンパク源として、高たんぱく・低糖質がコンセプトの基剤に。

ペットフード
ペットフード

犬や猫にも食物アレルギーがあり、発症するペットが増加傾向。

乳タンパク原料や⼤⾖タンパク原料の⼀部置き換えから、既存プロテインからの置き換えまで対応しています。
既存の他タンパク素材からの置き換えで原価低減も可能です。
コメタンパクは凡庸性が高いため、ソイの組み合わせとも可能です。必須アミノ酸が豊富に含まれているエンドウ豆と組み合わせることで、相乗効果を発揮します。さらにアレルギーを使わない、アレルゲンフリー素材を配合し商品化することで差別化ができます。
このようなことからコメタンパク需要は増加する見込みであり、さらにコストパフォーマンスにも優れています。


コメタンパクはアレルゲン、植物性、ローファット、などのキーワードにも適している商材といえます。

弊社ではコメタンパクを原料として商品開発をサポートしております。

6.コメタンパクの基本情報

名称と規格区分
一般名ライスプロテイン
英語名Rice protein
区分食品
規格成分および含有量・タンパク質80%
・タンパク質含量90%
食品への原料表記例
原材料の表示例植物性たんぱく、ライスプロテイン
原材料産地表記例ライスプロテイン(中国製造)
性状と特性
性状粉末
水への溶解性分散、不溶
油への溶解性分散、不溶
賞味期限製造後2年
GMO情報分別
訴求部位筋肉
アレルギー物質表示対象外
原料と製造地
由来原料
原料原産国中国、他
製造国中国
供給情報
内容量20kg
供給体制受注輸入
海外使用実績中国、アジア、ヨーロッパ、北米
ペット向け使用可
取得認証
USDAオーガニック認証のグレードありハラル認証コーシャ認証

【リンクフード】ライスプロテイン規格書、製品案内ダウンロード

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