SDGs視点での植物肉

植物肉とSDGsの深い関係について記します。

なぜ、植物肉や培養肉といった代替肉が広がっているのか?という視点にも繋がります。

<SDGsとは>

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称
貧困や飢餓を無くそうといった17の目標と、それを実現するための具体的な169のターゲットで構成

<ポイント>

2016年から2030年の15年で達成する目標

SDGsは2015年9月の国連サミットで決められたもので、国連加盟国193ヵ国が15年間で達成するために作られた目標です。

これまで解決の実現が難しかった地球温暖化などに関して、経済性ばかり追いかける国際目標を反省し、達成までの期間を決め、多くの分野を網羅した国際的な取り組みとして注目されています。

<植物肉とSDGsのつながり>
目標1、「貧困を無くそう」

2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。

肉食は多くの牛を買うための土地が必要であり、その土地の多くはアマゾンのジャングルといった未開拓地です。
肉食のために土地が奪われ、そこに住む人が住居を奪われ、1日1ドルの生活を強いられています。
植物肉の割合が増えれば、牧畜のための土地が少なくなり、貧困をなくすことにもつながります‼️

目標2、「飢餓をゼロに」

2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。

世界では多くの穀物が栽培されていますが、実はその35%が家畜の飼育用に生産されています。

牛のための飼料を人が食べるための穀物に変えて換算すれば、肉食1人分の食事は菜食10人分にも匹敵します。飢餓をなくすためには、当たり前に食べている肉食を見直す必要があります。

目標6、「安全な水とトイレを世界中に」

2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより水質を改善する。

畜産業は水質汚染の大きな原因になっています。

食べるための家畜を買うには膨大な水が必要です。例えば、牛を買う場合、トウモロコシ生産の11倍の水が必要と言われています。掃除や排泄物を洗い流したり、病気予防に使われる抗生物質がそのまま海や川に排出されたりしています。

目標12、「つくる責任 つかう責任」

2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
日本を含めた先進国は、これまで食料や衣類、身の回りのもの全てにおいて生産しては廃棄することを繰り返してきました。

日本では年間646万トンもの食料が廃棄されています。これは、企業や外食産業だけでなく、家庭における食品ロスも含まれています。
植物肉は乾燥状態で保管することができ、少なくとも肉や魚の生鮮食品の食品ロスは減らすことができます。

目標14、15「海や陸の豊かさを守ろう」

2030年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。

環境負荷の少ない植物肉は「すべての動物の命を尊厳し、犠牲を強いることのないライフスタイル」にも繋がります。

動物を守ることは、それらが住む森や海を守ることにもつながります‼️

<まとめ>

以上のことから、2030年までに持続可能な開発目標を達成するために、植物肉は一つの手段になり得ます。

いきなり変えることは難しくても、週に一度からでも、一食からでも植物肉製品を取り入れていただきたいです。

植物性食品摂取者(一般的にヴィーガンやベジタリアンと呼称)だけのものではありません。

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弊社が扱うエンドウミートとはピープロテイン(エンドウタンパク)を主原料とする植物肉で、プラントベースと称される製品の一つです。人工肉、代替肉とも呼ばれます。
動物性の肉よりも環境にやさしく、SDGs視点にも沿った製品です。
大豆ではなくえんどう豆由来なのでエンドウミートです。
アレルギー表示不要です。


リンクフード株式会社は、えんどう豆を原料とする【エンドウ製品】を取り扱っています。

食品企業向けにエンドウ(豌豆・えんどう豆)をベースにした食品原料を販売しています。

<えんどう豆製品群>
エンドウタンパク、エンドウ繊維、エンドウデンプン、デンプン加工品、エンドウ全粒粉、エンドウミート(えんどう豆由来の植物肉)、春雨など

えんどう由来の 製品は植物性の原料であり、安定供給・環境保全・健康意識の高まりにより動物性原料の 代替品として用途拡大が見込まれています。
動物性原料の代替品としての 引き合いが増加していると共に、新規採用も増えています。

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私たちは「食」を通じて社会に貢献します リンクフード株式会社は、えんどう豆を原料とする【エンドウ製品】を取り扱っています。食品産業向けにエンドウ(豌豆・えんどう…

えんどう製品のうち、エンドウタンパクはピープロテインとも呼ばれ、たんぱく強化食品(プロテイン製品)やプラントベースと称される製品の原料に使われています。

エンドウ豆から蛋白質を分離・抽出して取り出した、えんどう豆由来のたん白製品です。プラントベースフードとして、植物肉の原料(食品原料)としても使われています。

大豆ではなくえんどう豆由来なのでエンドウタンパクです。
アレルギー表示不要で、ソイフリー食品にも対応できます。
えんどう豆製品は、環境にやさしく、SDGs視点にも沿った製品群です。
えんどう・エンドウ豆は漢字書くと豌豆となります。